【ホーク11】ロケットカウルは、好きですか? 〈PR〉
【ホーク11】ロケットカウルは、好きですか?
【ホンダの道は一日にして成らず 第34回/HAWK 11(2022) 前編】
まさかHondaがこのタイミングでロケットカウルのバイクを出してくるとは……しかもリッタークラスのスポーツバイクとして。どう考えても『ひとクセある』としか思えないHAWK 11(ホーク11)。なので、じっくり乗ってみた!
HAWK 11(ホーク11)は『味わい系』のバイクじゃない?
2022年3月の大阪モータサイクルショーで正式発表となり、先ごろには報道関係者向けの試乗会も既に行われたホーク11(HAWK 11)。
ぶっちゃけた話ですが、私(北岡)としては、けっこう驚きました。まさかHondaがロケットカウルのバイクを出してくるとは……しかもアフリカツイン(CRF1100L Africa Twin)シリーズに搭載されている1082cc直列2気筒エンジンを搭載して、です。
『おぉ、ネオクラシック系……なのか?』
第一印象として正直に言うなら、近年のムーブメントのひとつであるネオクラシックの潮流に乗ったバイクかと思いました。だけど、なんか違う。どうにも違和感がある。
ちなみに、こういったトラディショナルな趣を感じさせるバイクっていうのは、多くの場合が『雰囲気を楽しむ』タイプが多くて、本気で『走り』に注力しているバイクは少ない、というのが個人的な感覚です。けれどホーク11は堂々と……
『THE WINDING SPORTS』
と言い切ってきた。
ホンダが、メーカーとしてそう主張してきたんです。
え? スポーツ? ガチなのこれ?
私(北岡)は過去にアフリカツインシリーズやNT1100にも乗せてもらったことがあるのでわかるのですが、あのエンジンはゆっくり流す分にはテイスティだけど、高回転域はけっこうスゴい……ということを身体で知っています。
だってまぁ排気量1082ccの2気筒エンジンで最高出力102馬力でしょう? パワーが足りない、なんてことはありえない訳です。しかもホーク11は車両重量も214kgまで抑えられてる。
速いバイクなのか、味わい系なのか。乗ってみるまではその正体がぜんぜん想像もつきませんでした。
じっくり乗って『HAWK 11(ホーク11)』を見極めたい
私がホーク11にはじめて乗ったのは山中湖で行われた試乗会の会場でした。でも、その時は正直に言って、めちゃくちゃ慌ただしかった。それでもホーク11の片鱗を感じることはできたんですけど、全貌を知るにはほど遠い。ずっとそう思っていたんです。
なので!
今回はガッツリ走ってみたく思ってます。ある程度以上の時間、距離を走らないと見えてこないものっていうのもありますから!
街乗りでのHAWK(ホーク11)の印象は?
ということで、まずは街乗りから。
ホーク11を単純にバイクとして見るなら、街乗りがすっごく快適! だとは思いません。
だってほら……
ライディングポジション、けっこう前傾ですもの。
そりゃCBR1000RR-Rのような超スーパースポーツに比べれば、ハンドル位置が高くて『多少は』ラクです。でもそれは、あくまでスーパースポーツに比べてのこと。きっちり前傾してますので、それが夢のように快適だなんてことはありえません。
だけど!
続きはこちら
まず見た目からしてカッコイイHAWK11。その走りはどんなものでしょう?! 北岡博樹氏がインプレッション!
【文:北岡博樹(外部ライター)】
【ホンダの道は一日にして成らず 第34回/HAWK 11(2022) 前編】
まさかHondaがこのタイミングでロケットカウルのバイクを出してくるとは……しかもリッタークラスのスポーツバイクとして。どう考えても『ひとクセある』としか思えないHAWK 11(ホーク11)。なので、じっくり乗ってみた!
HAWK 11(ホーク11)は『味わい系』のバイクじゃない?
2022年3月の大阪モータサイクルショーで正式発表となり、先ごろには報道関係者向けの試乗会も既に行われたホーク11(HAWK 11)。
ぶっちゃけた話ですが、私(北岡)としては、けっこう驚きました。まさかHondaがロケットカウルのバイクを出してくるとは……しかもアフリカツイン(CRF1100L Africa Twin)シリーズに搭載されている1082cc直列2気筒エンジンを搭載して、です。
『おぉ、ネオクラシック系……なのか?』
第一印象として正直に言うなら、近年のムーブメントのひとつであるネオクラシックの潮流に乗ったバイクかと思いました。だけど、なんか違う。どうにも違和感がある。
ちなみに、こういったトラディショナルな趣を感じさせるバイクっていうのは、多くの場合が『雰囲気を楽しむ』タイプが多くて、本気で『走り』に注力しているバイクは少ない、というのが個人的な感覚です。けれどホーク11は堂々と……
『THE WINDING SPORTS』
と言い切ってきた。
ホンダが、メーカーとしてそう主張してきたんです。
え? スポーツ? ガチなのこれ?
私(北岡)は過去にアフリカツインシリーズやNT1100にも乗せてもらったことがあるのでわかるのですが、あのエンジンはゆっくり流す分にはテイスティだけど、高回転域はけっこうスゴい……ということを身体で知っています。
だってまぁ排気量1082ccの2気筒エンジンで最高出力102馬力でしょう? パワーが足りない、なんてことはありえない訳です。しかもホーク11は車両重量も214kgまで抑えられてる。
速いバイクなのか、味わい系なのか。乗ってみるまではその正体がぜんぜん想像もつきませんでした。
じっくり乗って『HAWK 11(ホーク11)』を見極めたい
私がホーク11にはじめて乗ったのは山中湖で行われた試乗会の会場でした。でも、その時は正直に言って、めちゃくちゃ慌ただしかった。それでもホーク11の片鱗を感じることはできたんですけど、全貌を知るにはほど遠い。ずっとそう思っていたんです。
なので!
今回はガッツリ走ってみたく思ってます。ある程度以上の時間、距離を走らないと見えてこないものっていうのもありますから!
街乗りでのHAWK(ホーク11)の印象は?
ということで、まずは街乗りから。
ホーク11を単純にバイクとして見るなら、街乗りがすっごく快適! だとは思いません。
だってほら……
ライディングポジション、けっこう前傾ですもの。
そりゃCBR1000RR-Rのような超スーパースポーツに比べれば、ハンドル位置が高くて『多少は』ラクです。でもそれは、あくまでスーパースポーツに比べてのこと。きっちり前傾してますので、それが夢のように快適だなんてことはありえません。
だけど!
続きはこちら
まず見た目からしてカッコイイHAWK11。その走りはどんなものでしょう?! 北岡博樹氏がインプレッション!
【文:北岡博樹(外部ライター)】